birth 大工の家系の松永家長男として誕生 episode 01
誕生
昭和46年7月1日
大牟田市の「河原産婦人科」にて、松永家の長男として誕生。
祖父、父ともに大工という家系に生まれました。
おじいちゃん子だった私は、幼稚園の頃から祖父にひっついてまわり、自宅兼作業場で材木の廃材を積み木代わりにしたり、釘を金槌で打ったりして遊んでいました。
そんな環境だったからか、この頃すでに自分も大工になるのだと思っていました。

小学校へ
通った小学校は銀水小学校。
小学生時代はソフトボールや野球が好きで、勉強は嫌いという普通の少年でしたが、塾にはしっかり行かされていました。

ただ、普通の小学生とは違ったことも。
この頃から現場でアルバイトをしていたのです。
アルバイトとは言っても、現場の掃除や釘を釘箱に整頓したりという、子どもでもできる雑用でしたが、日当で1,000円ももらえたので、楽しんで働いていました。

path 大工の道へ episode 02
中学校へ
地元の田隈中学校に入学すると、野球部に入部。
能力が無いにもかかわらず、『プロ野球の選手になりたい!』と思った時期もあるほど熱中していました。
しかし野球に夢中になるばかりで、勉強の方の成績は下がる一方。
父には高校の建築課に入って欲しいと言われていましたが、学業が身に入らない私は、『大工になるなら早いほうがいい!』
と、高校進学はせず、大工見習いになる事にしました。
父親に大工になりたいと相談をすると、「中途半端に高校に行くぐらいなら」
と認めてくれ、父親の元で大工の修行をすることになりました。
中学卒業で大工の道へ

当時の仕事は、主に住宅会社の下請け工事や近所のリフォーム。
現在、木材はプレカットという機械で加工されますが、当時はまだ手刻みで、ノミやカンナを使う機会が多かった時代。
ですが、どんなにがんばっても、最初の頃はノミやカンナをうまく研げず、叱られるばかりで本当に苦労しました。
また、クレーンを使わず人力だけで棟上げすることもあり、今と比べて体力面でとてもハードで辛かった思い出があります。
当時の仕事は、主に住宅会社の下請け工事や近所のリフォーム。
現在、木材はプレカットという機械で加工されますが、当時はまだ手刻みで、ノミやカンナを使う機会が多かった時代。
ですが、どんなにがんばっても、最初の頃はノミやカンナをうまく研げず、叱られるばかりで本当に苦労しました。
また、クレーンを使わず人力だけで棟上げすることもあり、今と比べて体力面でとてもハードで辛かった思い出があります。
independence 独立 episode 03
独立への歩み
そして弟子入りしてから約10年が経ったころ、初めて自分だけで仕事を請ける機会が訪れ、それをきっかけに独立することになりました。
初めて請けた仕事は、今まで以上により丁寧にという気持ちが強かったので、時間をかけ過ぎてしまい、工期に間に合わないという結果に。
そんな失敗から始まった棟梁としての家づくりも、その後は年間8~12棟の家を建て続け、40歳を迎える頃には約200棟に達していました。

management 職人から工務店経営へ episode 04
抱えた悩み
当時の仕事は住宅会社の下請け。
当時幸いにも仕事に恵まれ、多くの家を建てる中で、大工としての腕は磨かれていったのですが、同時にモヤモヤとした気持ちも。
住宅会社から与えられた図面を見て、
私だったらこうする
こうすれば家事動線が良くなる
こんな設計は家にとってよくない
と、毎回のように思っていました。

そしてこの思いは
『自分が直接お客様に関わりたい!
もっともっとお客様の喜ぶ家を建てたい!』
という気持ちへ強く変わっていき、決意しました。自分で工務店を経営しよう!
establishment 大牟田市三池に会社設立 episode 05
地元への愛着
私生活では20代から地元の草野球チームに所属。
そして地元のお祭り「大蛇山」にも参加しています。年間数十日もの神社行事にも毎年行っています。
地元のメイン通りで仕事をしてると、毎日数人の顔見知りの方と挨拶を交わします。
心が和む地域です。
このような地元に対して強い愛着を感じ、お祭りのある神社のお膝元に会社を構えたいと考え、土地を購入して事務所を新築しました。
「松永建設」として新たなスタートです。


地元に支えられ
開業したからといって、すぐにたくさん仕事がとれるはずはありません。
事業が軌道に乗るまでは地元の「野球」や「お祭り」の仲間が支えてくれて、お客様を紹介してくださったり、近所の方々のリフォーム工事にとても助けられました。
地元の人との良きつながりには、感謝しきれないほどありがたく思っております。

thoughts 家づくりの想い building a house
再確認
開業から年月が流れ、今では順調に多くのお客様の家づくりに携われる会社になりました。
そんな中で改めて、私の思う家づくりについて考えてみました。
私は家を作って販売しているのではありません。
「作っているのはお客様の暮らし」
どんなに立派なお家を建てても、「快適な生活・幸せな生活」をお客様が送ってくれなければ意味がありません。

決意
お客様が安心して長く暮らせる、住みやすい家にするために、
健康に暮らせる自然素材・ヒートショックの起きにくい気密性と断熱性にこだわった家をつくる。
ハウスプロジェクト松永建設は、大工歴35年の経験を生かし、
「お客様の笑顔のための家づくり」
を胸に、これからも歩み続けます。
松永建設代表 松永和高

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